ドイツ語・ドイツ語圏文化あれこれ

ドイツ文化とドイツ・苦楽の極相

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夕陽と青空のグラデーション

ドイツとはこれまでに様々な関わりを持ってきたと言えると思います。ドイツはもともと地方分権国家で特色ある小都市が数多くあります。ミュンヘンは南ドイツを代表する都市です。ベルリン、ハンブルクに次ぐドイツ第三の都市になります。有名な自動車メーカーBMW(Bayerischer Motorwek、英語だと Barbarian Motor Works)の本拠地でもあります。またビール好きにはオクトーバーフェストなどが有名で魅力のある土地です。

ドイツでの記憶の断片から蘇る場所としてはベルリンが筆頭に来るでしょう。ベルリンには意外と緑が多く、ベルリン・フィルが毎年初夏に行う「ピクニック・コンサート」の会場となる、山の中にある歴史ある円形屋外ステージWaldbühneがあります。ベルリンのメインストリート、クーダムは全長3.5kmにもおよび通りの両側には老舗デパート、高級ブティック、専門店、レストランなどが並んでいて高級感が漂い日本の銀座のような雰囲気が漂っています。かつて東西分裂時代、ベルリンの中央駅は旧東ドイツの鉄道と旧西ドイツの連邦鉄道が混在していました。ユーレイルパスを有効化するのに、間違って東の窓口の大行列に並んだところ、やっと回ってきた順番で女性駅員に「なにこれ?ここじゃないでしょ」と言われ突っ返されたことがありました。場所を聞いたところヒステリックに「知らないわよ」と言われ、やっとのことで見つけた西の窓口は全く雰囲気が違い、混んでもいなくとても丁寧な対応を受けたことがありました。社会主義と民主主義のサービスの違いをわずかの時間で体現できた貴重な体験だったかもしれません。

ドイツで貴重な体験をしたと感じるのはハンブルクでのことです。8月の夕刻、インターシティ(特急列車)でハンブルクに到着したのですが、霧が立つような夕立にあい、真夏なのにものすごく寒い思いをしたことがあります。地元の人はだれもがレインコート姿なのに驚きました。

ドイツはクラシックの大作曲家を多く輩出しています。なかでもベートーヴェンの存在はとても大きなものがあります。それまでの古典派の音楽を形式美から激しい感情の起伏を加え新たな表現芸術へと進化させました。協奏曲の分野でもピアノ協奏曲5曲、バイオリン協奏曲1曲、バイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲があります。特にそれぞれの第三楽章においての舞曲的なリズムはバラエティに富んでいて、その多彩さには只々感服するばかりです。ドイツ文学には独特な世界観で自由を追究した作家たちもいます。フリードリッヒ・フォン・シラーはゲーテと並ぶドイツ古典主義(Weimarer Klassik)の代表者です。彼の戯曲第一作『群盗』はシュトゥルム・ウント・ドラング運動の代表作に数えられています。 ベートーベンの第九交響曲の第4楽章で引用される「歓喜に寄す」でもよく知られています。

ドイツはFIFAワールドカップで過去に4回優勝するなどサッカー強豪国としても知られ、世界最強とも謳われるブンデスリーガには、香川真司が2010ー2012年シーズンまで在籍していた、ボルシア・ドルトムント BVボルシア09 e.V. ドルトムント(Ballspielverein Borussia 09 e.V. Dortmund)BVBなどがあります。

ドイツ語はこうした芸術・スポーツなどのみのり豊かな文化の言葉です。