ドイツ文化・わが青春 II - ドイツ語・ドイツ語圏文化あれこれ

ドイツ文化・わが青春 II

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窓のある壁

ドイツについて語るなら、それなりに尽きないものが多くあると思います。ドイツといえば一番強く思い出される都市はどこでしょうか。デュッセルドルフは日本と関係が深い都市として知られています。デュセルドルフの人口は減少傾向にあるものの約62万人でドイツでは7番目の都市になります。ブンデスリーガの地元サッカーチームには1933年にドイツ選手権制覇もしている、フォルトゥナ・デュッセルドルフがあり、 日本代表の宇佐美貴史が2017-2019シーズンに在籍し1部リーグ昇格に貢献しています。デュッセルドルフは住みやすい街として、2011年の調査では、ヨーロッパで5番目、ドイツ国内では2番目に選ばれています。

ドイツの都市で感慨深い場所としてはハンブルクがあげられます。ドイツ第2の都市でもあり、大作曲家ヨハネス・ブラームスやフェリックス・メンデルスゾーンの生誕の地としても知られています。ナイトクラブが並ぶ歓楽街レーパーバーンもある意味で有名です。

ドイツの旅で思いがけず目にしたが強く印象に残っている場所には、北ドイツのハンザ都市のひとつであるリューベックがあります。リューベックへ向かうためにハンブルクからコペンハーデン行きの特急に乗り換えたのですが、列車内で聞こえたデンマーク語の独特の響きに旅情を掻き立てられたのを思い出します。リューベックはかつて「ハンザの女王」とも呼ばれていた海運・商業・工業の要衝都市でもあります。

ドイツはクラシックの大作曲家を多く輩出しています。その代表的存在にベートーヴェンがいます。それまでの古典派の音楽を形式美から激しい感情の起伏を加え新たな表現芸術へと進化させました。協奏曲の分野でもピアノ協奏曲5曲、バイオリン協奏曲1曲、バイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲があります。特にそれぞれの第三楽章においての舞曲的なリズムはバラエティに富んでいて、その多彩さには只々感服するばかりです。ドイツ文学には人間の内面を覗き込んだような作品が多いように思います。ドイツ文学における古典主義時代を築いたのは文豪ゲーテです。教養小説の魁としても知られ、『ヴイルヘルム・マイスターの修業時代』(1796)、『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』(1821年)を残しています。ゲーテは後世のドイツ文学にも大きな影響を与えています。トーマス・マンは晩年に彼に傾倒した『ヴァイマールのロッテ』『ファウストゥス博士』などの長編小説を執筆しています。

ドイツはサッカーW杯複数回優勝国としても名高く、ブンデスリーガには、リーグ優勝3回、ドイツ・カップ3回優勝で日本代表の遠藤航が2018年より所属するバーデン=ヴュルテンベルク州シュトゥットガルトに本拠地を置くVfBシュトゥットガルトなどの伝統的チームがあります。

ドイツ語はこれらの芸術・スポーツなどの豊かな土壌となっている言語です。


ローテンブルクの街並7-618letter.jpg
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