ドイツとドイツ語・夢の旅路 - ドイツ語・ドイツ語圏文化あれこれ

ドイツとドイツ語・夢の旅路

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窓の多い建物

ドイツについて語るなら、それなりに尽きないものが多くあると思います。ドイツで最も人気がある都市はどこでしょうか、人それぞれに違いますよね。デュッセルドルフはドイツでは日本人が最も多く住んでいることで知られています。ライン河畔のこの都市は日本との強い関係から「ラインの日本」とも呼ばれています。メディエン港からラインタワー付近のライン川にかかる全長1519mラインクニー橋は壮観なスカイラインを形成しています。デュッセルドルフは乃木坂46の生田絵梨花の生誕地で、幼少を過ごした場所でもあります。

ドイツの旅行の記憶で時々フラッシュバックする光景としてはベルリンが筆頭に来るでしょう。ベルリンには意外と緑が多く、ベルリン・フィルが毎年初夏に行う「ピクニック・コンサート」の会場となる、山の中にある歴史ある円形屋外ステージWaldbühneがあります。反ナチ運動の告白教会の中心的存在であったイエス=キリスト=教会 (ダーレム)があり、クラシック音楽のレコーディングも多く行われていて、カラヤンの往年の名盤となる録音も行われています。かつて東欧から航路でベルリン入りした時は、旧東ドイツのシェーネフェルト空港への到着でした。夕暮れ時に到着した時、西ベルリンに向かうのにバスやタクシーが全くない閑散とした空港に唖然とした覚えがあります。

ドイツの旅で思いがけず目にしたが強く印象に残っている場所には、バルト海に面する北ドイツの港湾都市リューベックがあります。リューベックへ向かうためにハンブルクからコペンハーデン行きの特急に乗り換えたのですが、列車内で聞こえたデンマーク語の独特の響きに旅情を掻き立てられたのを思い出します。リューベックはかつて「ハンザの女王」とも呼ばれていた海運・商業・工業の要衝都市でもあります。

ドイツとオーストリアはドイツ語という共通言語を持ち一体した音楽文化圏を形成しています。なかでもシューベルトは大きな貢献をしています。1000曲以上の作品を残し、わずか31歳と10ヶ月で早逝したことを考えると時代の転換期を一気に駆け抜けた天才と言うことができます。ピアノ曲も数多く、ピアノ・ソナタは全21曲に及びます。孤独と向き合うような内向的な作品が多いですが、奥の深さを感じる珠玉の作品揃いです。ドイツ文学には激動の時代を反映した作品が数多くあります。ゲーテの肩書は詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家と多彩ですが、間違いなくドイツを代表する文豪です。晩年の大作には『ファウスト 悲劇第二部』(1831年)があります(第一部は1806年に執筆)。『若きウェルテルの悩み』は島崎藤村、尾崎紅葉など日本の文学界にも大きな影響を与えています。

ドイツはサッカーの強豪国でワールドカップでも過去に4回優勝しています。ドイツのブンデスリーガ(連邦リーグ)には、元日本代表キャプテンの長谷部誠が所属していた、1.FCニュルンベルク(エアスター エフツェー ニュルンベルク、1.FC Nürnberg、ドイツ・バイエルン州)などがあります。

ドイツ語はこれらの芸術・スポーツなどの豊かな土壌となっている言語です。


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