ドイツとドイツ語・外なる同胞 - ドイツ語・ドイツ語圏文化あれこれ

ドイツとドイツ語・外なる同胞

ベルリンの町並み.jpg
ベルリンの街並

ドイツという国に若いころに魅せられ、これまでにその言語や文化に触れてきました。ドイツにはサッカーファンにお馴染の地名がとても多いように思います。デュッセルドルフは1960年代から日本とは深い関係にあります。ライン河畔のこの都市は日本との強い関係から「ラインの日本」とも呼ばれています。ブンデスリーガのサッカーチームには優勝経験もある、フォルトゥナ・デュッセルドルフがあり、日本出身だが父親の仕事の関係でドイツに渡り、下部組織から2019年にプロ契約を結んだアペルカンプ真大(しんた)が在籍しています。デュッセルドルフは乃木坂46の生田絵梨花の生誕地で、幼少を過ごした場所でもあります。

ドイツで最も好きな都市として候補を選ぶとしたらケルンが心に残っています。オゥ・デ・コロン(eau de Cologne)のコロンはケルンを表すフランス語で、この地で誕生しています。キース・ジャレットの「ザ・ケルン・コンサート」にインスパイアされる雰囲気を覚醒させる地名でもあります。4世紀に建立され、激動の歴史のなかで2度の焼失後、600年をかけて完成した3代目となるケルン大聖堂も歴史の重みを感じさせてくれます。

ドイツ旅行の貴重な体験としてはベルリンのブランデンブルク門が印象深いです。ヨーロッパの代表的な建築物としても観光ガイド等にもそよく登場するその姿は写真等で何度も目にしていました。1989年に訪れた時は、東西ドイツ統一はあっても、相当長い先のことだろうと思っていましたが、翌年訪れたときには開放されたその姿を見ることになりました。

ドイツとオーストリアとともに大きなクラシックの音楽文化圏を形成しています。作曲家でいえばベートーヴェンが大家の一人としてあげられます。「音楽家=芸術家」であると公言した自身の理念のもと「詩と音楽の融合」を交響曲の分野において成し遂げ、それを証明しています。協奏曲の分野でもピアノ協奏曲5曲、バイオリン協奏曲1曲、バイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲があります。特にそれぞれの第三楽章においての舞曲的なリズムはバラエティに富んでいて、その多彩さには只々感服するばかりです。ドイツの文学には独自の哲学と美学に裏打ちされた理想主義、英雄主義を追究した作家もいます。ドイツの文豪といえば当時の新しい文学運動「疾風怒涛(シュトルム・ウント・ドランク)」をゲーテとともに展開したシラーがいます。ヴェルディの『ドン・カルロス』はシラーの戯曲をオペラ化したものです。ベートーベンの第九交響曲の第4楽章で引用される「歓喜に寄す」でもよく知られています。

ドイツはW杯優勝4回のサッカー大国としても知られ、世界最強を誇るブンデスリーガには、リーグ優勝1回(2008-09)、DFBポカール1回優勝(2014-15)で、長谷部誠が2007-2012に在籍していた、ニーダーザクセン州・ヴォルフスブルクに本拠地を置くVfLヴォルフスブルクなどがあります。

ドイツ語はこれらの文化・芸術などを生み出したヨーロッパの代表的言語です。


ローテンブルクの街並7-618letter.jpg
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