ドイツ語単語あれこれ - ドイツ語・ドイツ語圏文化あれこれ

人間蛇ってなんだろ?

まずこの単語
Menschenschlange

Menschen 人間 と Schlange 蛇 の複合名詞

蛇人間 なら Schlangemensch のようになるはず

ではこの人間蛇ってなに?

蛇関連でドイツ語ではこういう表現もある
Schlange stehen (蛇に立つ?)⇒  これは長蛇の列を作ること

そうMenschenschlange はこの人間が並んでつくる長蛇の列のことです。

Autoschlange (渋滞の)車の列 ていうのもあるみたいです。

だいたいドイツ後はこんな感じで、なんでもSchlangeにかぎらず
名詞をくっつけて単語化してしまいますよね...


英語で似たような感じの例文を見つけました。

A line is snaking before the entrance.
入口の前に並んだ列は蛇のようにうねっていました。

普通このsnakingはwindingで置き換え可能です。

でもディズニーランドでお目当てのアトラクションが物凄く並んでいるのを見て
“Oh, snaking!”とは言いそうですが、“ Oh, winding!” とは言いませんよね!

♪A long and snaking road~
これだとシリアスな感じにはなりませんけどね...










ウィーン流の発音 überall

ドイツ語の発音はとても規則的で
覚えやすい、特に日本人にとってはスペイン語やイタリア語と
ならんでヨーロッパの言葉では発音しやすい言語だと思う。

しかしたまに あれ!? と思う時がある。
それは「音節の区切り方」
というと難しく感じてしまうかもしれませんが

言いたいことは簡単です、では本題ですが

überallという単語があります。
これは音節で区切ると über・allとなります。
発音は[ぅゆーバー・アル]という感じです、意味は「辺り一体、そこいらじゅう」で
überとallの複合型と思いこんでいました。

ある時、ウィーン在住のピアニスト(出身は旧ソ連、現ウクライナ)と話をしていた時に
このüberallを、彼はübe・rall[うべ・らール]のように発音していたのです。
その時に彼に突っ込んで聞いたのですが über・all[ぅゆーバー・アル]とは言わない
聞いたこともないときっぱり否定したのです。
このことがだいぶ引っかかっていたのか、その後ウィーンに留学していた同僚や、
ウィーンから来たブラスクィンテットの連中に聞いたりもしたのですが、
全員口をそろえてübe・rall[うべ・ラール]と言ったのです。

これは今まで自信を持って発音していた自分のドイツ語が不安になりかけた瞬間でした。
そしてその瞬間が3度も繰り返されたのです。

だがあることに気付きました、私が聞いたのはすべてウィーンに住んでいるか住んでいた
人たちばかり、そうきっとウィーン式ではübe・rall[うべ・ラール]と特殊な発音をするのだ。

そしてその後、辞書できっちり発音über・all[ぅゆーバー・アル]を確認した後、
ベルリン出身の指揮者に尋ねたところ、über・all[ぅゆーバー・アル]との答えが帰ってきました。
“I LOVE BERLIN”という英語の観光Tシャツのロゴが頭に浮かんだ瞬間でした。









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