ドイツ語の人名 - ドイツ語・ドイツ語圏文化あれこれ

Julius Vernusって誰?

Julius Vernusって誰だろ?
ユリウス・ヴェルヌス?
なんかラテン語の名前のよう。

ドイツ語の辞書を見ても載っていない!
さて困った。

これはドイツのとある少年合唱団の日本ツアーを行うにあたり
その公演パンフレットに合唱団員の顔写真入りプロフィ−ルを
載せるための翻訳作業をしていた時のできごと。

好きな食べ物、好きな俳優、好きな作家 usw.
などについて書いてもらったんだけど、これは「好きな作家」
の欄ででてきた。

当時はネットで調べるなんてことは出来なかったから困り果てた
現在でもGoogle search(google.co.jp)では検索できない。
ドイツのGoogle search(google.de)ではかろうじて出てくるが

いまから考えるとおそらくスペルの一部が間違っていたのではと
思えてくるが、実はこのJulius Vernusという作家、ドイツの
少年たちにはえらい人気で、46人の団員(12~14歳の変声期前の少年は
そのうち30名)のうち、少なくても8人~10人はこの作家の名前を書いていた。

そのどれものスペルがJulius Vernusとなっていた。
(今となって考えると各自の手書きだったか、まとめて誰かがタイプ打ち
したかはっきり覚えていないが、確かドイツのインプレサリオが当時
タイプライターで打ちなおしたものを送ってきたようだった、そうなると
まとめて間違えた可能性もるかもしれない。)
いずれにせよ、似たようなスペルで調べても判らない。

仕方なく「好きな作家:ユリウス・ヴェルヌス」として載せることにした。

だいぶ後になってからだと思ったが、ひょんなことで
そのJulius Vernusが誰かを知ることになった。

正確(または正式には)Jules Verne と綴るその人は
フランスの作家、ジュール・ヴェルヌだった。

『八十日間世界一周』『十五少年漂流記』『海底二万里』などの
作品でお馴染みの、少年が好みそうな冒険&SF的小説家の先駆者だ。

ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne, 1828年2月8日 - 1905年3月24日)は、
フランスの小説家。H・G・ウェルズとともにSFの開祖として知られ、SFの父とも呼ばれる。
(上の2行はWikipediaよりそのまま引用しています。)

それにしてもドイツ人は人名、地名をドイツ流にしてしまうのが好きだ。
ただこのJulius Vernusは南ドイツ地方周辺の特殊な使い方ではないかと
考えざるを得ない。













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