日本語になったドイツ語 - ドイツ語・ドイツ語圏文化あれこれ

ガスボンベってドイツ語?

日本語になっているドイツ語もかなりあります。

日本語として定着していて、もとの意味からはちょっとかけ離れて
しまったものも多いようです。

なかでも有名なアルバイトという単語(略してバイトですよね)
これはご存知のようにArbeit(仕事)というドイツ語が基になっています。
ドイツ語では正業のことで、バイトはpart time jobと英語で言います。
 
この言葉のように日本語として定着していて、
漢字で書くことがが難しい、または不可能な単語はまだまだあります。

例えばガスボンベってありますよね。
これ日本語になりますか? なかなか難しいですよね。
この「ガスボンベ」という日本語も、昔と今ではその意味するところが
だいぶ変わってきてます。昔はガスボンベと言えばプロパンガスの
大きな鉄製の容器だったのですが、今ではほとんど見かけません。

一方カセットコンロなどに使うカートリッジ式のガスボンベが現在では
ガスボンベという単語のメインのイメージとして捉えられています。

と前置きがながくなりましたが、このガスボンベは
もともとドイツ語です。 Gasbombe

ある時、日本でドイツ人をタクシーに乗せる際に
後ろのトランクを荷物を載せるために開けてもらったのですが
日本のタクシーは天然ガス自動車なので
トランクの上の部分に大きなガスボンベが付いていますよね。

それを珍しく思ったそのドイツ人Karl-Heinz Lieblさんは
私に何かと尋ねて来ました。

,,Das ist eine Gasbombe. Also Taxi Japans nämlich fährt mit Gas, während allgemaine japanische Autos ja natürlich mit Benzin faharen ."
それはガスボンベです、日本のタクシーはガスで走るのです、
普通の日本の自動車はもちろんガソリンで走るのですが。

のように言ってしまったのです。
そのLieblさん、すぐにそれがタクシーの燃料であるガスのタンクだと理解してくれたのですが、
その後すぐに大笑いして、GASBOMBE! と繰り返していました。

そう正しくはGastankと言わなければならなかったのです、つまり
「それはガス爆弾です、日本のタクシーはガスで走るのです...」
といってしまったということです。

Gasbombeは 英語では gas bomb ガス爆弾のことだったのです。
それ以来、日本語でもガスボンベという言葉をつかうときに
何かおかしいような、笑えないような不思議な感じにつきまとわされています。

関連ドイツ単語:
Gastanker ガスタンカー(液化天然ガス輸送船)
tanken 給油する
Gasexplosion ガス爆発
Atombombe  核爆弾
Atomwaffe  核兵器


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